ゴルフレッスン・・などなど、ゴルフと経費のお話です。

今回は、なんというか・・ゴルフレッスンと経費と聞いて何を想像しましたか??ゴルフレッスンにかかる費用も含めてのゴルフ全般かかる費用、経費の事かな?と思ったのですが、どうでしょう。

ゴルフというスポーツは先輩諸氏からいつも聞かされるお話の中には、1回のラウンドで3万円以上する時代も、かつてはあったとのことです。ただそんな時代でもゴルフを楽しめた皆様も大勢おられたわけです。

毎月のお給料から天引きで自動的に税金を差し引かれるそんなサラリーマンと、毎年確定申告をして税金を納めるシステムの個人事業主や資本金1億円未満の中小企業の皆様とのゴルフに対する感覚の違いです。

ゴルフって経費(税務上の損金)として落とすことが可能です。わたしらがそんなこと知らんかったと言ってしまえばそれまでですが、サラリーマンのわたしらにはまったく当時は想像もつかなかったワケです。

■ゴルフのラウンドは接待交際費になるそうです。

ゴルフのラウンドは接待交際費になるそうです。と、聞いたところでそれがとないしたん?なんの話?と一般的にはなるのですが、日頃からお商売をされている皆様、自営業とか個人事業主と言われる皆様は、よくご存知のお話です。

ゴルフレッスン 経費(接待ゴルフ??)

個人事業主とは・・

株式会社などの会社ではなく、個人で事業をすることをいいます。別名「自営業」「フリーランス」とも呼ばれていますが、個人事業主は、個人で事業をするといっても、家族に事業を手伝ってもらったり、会社のようにパートやアルバイトなどの従業員を雇うこともできます。

街を歩いていると、〇〇商店とか、たばこ屋さん、お酒屋さん、米屋さん、〇〇事務所、〇〇教室などの看板をよく見ますが、このような屋号(お店の名前)でやっているの多くの店舗が個人事業主です。

このように個人事業主というのは、事業主が必ずしも1人でやっているというわけではなく、単に会社(法人)という形をとっていないだけだと理解してください。

インターネットでブログを書いて、グーグルや楽天などからアフィリエイト報酬をいただいているアナタも個人事業主さんです。

いきなりですが・・そうなんです、個人事業主さんにはサラリーマンさんと違って所得税、税金を支払うために自ら1年間の所得金額を計算し、その翌年の2月16日から3月15日までの間に税務署に納税するという「申告納税制度」が採用されています

よく聞く「確定申告」という所得税納税のための作業をしています。サラリーマンさんは自分の会社でお給料から天引きで所得税が支払われていますが、個人事業主さんがけっこうこの作業、個人一人で行う場合は大変です。

カンタンに所得税の計算方法を説明しますと、まず最初に1月1日から12月31日までの1年分の「総収入金額」つまり、1年間の売上合計を集計します。

次にお仕事をして発生した「必要経費」を集計します。必要経費とは、商品の仕入代金や交通費・通信費など、事業に関連して支出した費用をいいます。

ゴルフレッスン 経費

そんな経費の一例として、近頃世間ではやりのブログなどを書いて、グーグルや楽天などからアフィリエイト報酬をいただいているアナタの場合は・・

・セミナーなどの参加費・交通費・宿泊費

・広告などを使った費用や取材などを行った場合の費用

・ノートやコピー用紙などの消耗品

・仕事仲間、セミナー等の会食他の交際費

・携帯代、プロバイダ料金、サーバー代など

などなど、具体的に代表的なものだけでも以上のようなものがあります。もっと詳しく知りたいアナタは「アドセンスの経費として申告できるもの」を確認して見ましょう。

そして、所得にも実際はいろんな種類があるのですが、ここでは一応事業所得という名称にしておきます。次の式に基づき計算します。

「事業所得」=「総収入金額」-「必要経費」

ということで、実際にはまだまだ個人の生命保険料や住宅ローン残高がある方はこれ以上に経費として認めていただけますが、話がどんどん深くなって行きますのでチョット戻します。

ゴルフのラウンドは接待交際費になるお話です。

毎年確定申告をして納税する個人事業主さんは・・

・自分の事業、仕事に関連する支出であること

・領収書など、その支出を証明できる証拠があること

・常識・良識の範囲内であること

などの判断基準に従って判断し「必要経費」を申告することになります。

ゴルフのラウンドは接待交際費になるというお話、そもそも接待交際費というと「得意先、仕入れ先その他事業に関係のある者に対する接待、慰安、贈答その他これらに類する行為にために支出する費用」と言われています。

そして取引先の接待・慰安・贈答であれば飲食代以外でも計上することが可能です。また、個人事業主の場合は接待交際費に計上できる上限もありません

ということで、ゴルフのラウンドは接待交際費になるというお話です。ただしその支出が仕事上必要であったという事実と売り上げに貢献するものであるという場合に限られます。

一般的にゴルフ接待や飲食による接待、なぜか接待という言葉は良いイメージがないのでムツカシイのです。ヒトとヒトのつながりを広げて仕事、ビジネスは広がって行きます。

ゴルフのラウンド含めて、日頃普段とは違ったヒトたちと場所を変え、時間を共有することで、お互いに理解が深まり新しいつながりを広げて仕事、ビジネスは広がって行きます。

ラウンドすることでゴルフ場も利益が上がり、ラウンドする皆さんにも新たな仕事の価値が高まる。このような経費でのゴルフというのも大切ではないでしょうか、いかがでしょうかぁ??

ゴルフレッスン 経費(ゴルフレッスンは経費にできる??)

 

■ゴルフレッスンは、経費にできる??

ゴルフレッスンは経費にできるか?というお話です。接待交際費というと「得意先、仕入れ先その他事業に関係のある者に対する接待、慰安、贈答その他これらに類する行為にために支出する費用」と言われています。

「自分の事業、仕事に関連する支出であること」「領収書など、その支出を証明できる証拠があること」「常識・良識の範囲内であること」などの条件から考えるとどうでしょう。

ゴルフレッスンのように特定の個人が毎週何度も同じところに定期的に通っているというのは、業務との関連性がないと判断されて認められない可能性があるようです。

ところが「自分の事業、仕事に関連する支出であること」として、ゴルフ情報誌のライターが仕事の場合はどうでしょう。

週2回ゴルフレッスンに通い、取材してゴルフ情報誌の記事を書いているとすると「自分の事業、仕事に関連する支出であること」に当たるので経費になります。

ゴルフレッスン 経費(そのまんま・・ですが!!)

また接待交際費ではなく、福利厚生費として認められる場合があるようです。従業員に対しての慰安、いわゆる働きやすい職場を平等に提供し業務への定着率を高め、本業の利益につながるという考え方が認められているようです。

旅費・コンサート・遊園地・フィットネスクラブ・ゴルフスクール・英会話スクールなど福利厚生費で認められるようです。

ここで経営者の慰安は含まれないのかという部分を考えてしまいますがこの辺りはグレーゾーンのようです。税務署にわざわざ問い合わせれば、従業員への慰安といわれるそうです。

基本的には、福利厚生費は従業員(使用者)のための支出に適用される経費と判断する税務署なので、事業主本人のものと判断されるものは計上させたがらないグレーゾーンのようです

ゴルフレッスン 経費(個人事業主には、経費の上限がない??)

ところが税理士さんによっては可能だと言われる方もおられるそうです。何でもかんでも、あれもこれもとなると当然税務署も認めてくれません。この辺りは「常識・良識の範囲内であること」をよく考えて対処しましょう。

■個人事業主には、経費の上限がない??

個人事業主の皆様は経費の上限が無いに等しいと言われます。とは言っても経費が利益を上回るような事が続けば会社は倒産ということになりますが、そこは常識の限度内で上手くできそうです。

いくら経費の上限がないと言われてもあれもこれも何でもかんでも経費として計上すれば良いというものでもありません。

ゴルフのラウンドは先ほどからのお話にあるように経費として認められます。コレは個人事業主に限らず資本金1億円未満の中小企業の皆様にも当てはまります。

ゴルフレッスン 経費

プロゴルファーではありませんが、仕事でラウンドする?というのは個人事業主の場合は取引先の方と一緒にラウンドする場合がほとんどだと思います。

ゴルフをきっかけに仕事の人脈も広がりヒトとヒトのつながりが増え、つきあいが深くなって結果ビジネスチャンスが広がる・・ということが多いのではないでしょうか??

あくまでも取引先、社外の皆さんというところがポイントで、それ以外は仕事のための経費としては認められないようです。

なのでこの辺りを上手く使ってというと言葉のイメージが税金逃れのように感じるところもありますが、節税という観点からもゴルフのラウンドは経費として認められている部分です。

ゴルフレッスン 経費

 

■サラリーマンも確定申告ができる!!

サラリーマンとしてこの間までほぼ38年間仕事をしていたわたしらとしては、やっぱり自分の勉強不足というかそういうことに関心を向けられない日常の忙しさというか、知識不足は否めないところがあります。

こんな話を現役時代に知っていたら、もっと違った人生があったのかもしれないなんて大袈裟な話になりますがどうでしょう。

サラリーマンとして副業をする時間も無く、収入を増やすのがムツカシイと考える場合、せめて手元にあるお金を減らさないようにする方法です。

ゴルフレッスン 経費

 

「特定支出控除」制度の改正というのがありました。平成25年から(申告は26年から)制度が改正されました。

先ほどから何度もお話に出てきますが、税金の仕組みとして一般的に稼いだ分の収入から、必要経費や保険など控除をしたものが所得とされます。

この所得を基準にして所得税や住民税などの税金が決まります。つまり経費が増えれば所得が減るので納める税金も少なくてすむわけです。

同じ使うお金なら税金よりは、少しでも自分に直接投資した方が良いという考え方です。なので個人事業主、自営業者が経費として申告できる領収書を集めようとします。

個人事業主、自営業者だけが一般的に上限がないと言われる必要経費を認められて、サラリーマンには必要経費が認められないというのは不公平だという一部意見もあります。

実際はサラリーマンにも「給与所得控除」として、個々の収入に応じて一般的に必要経費に見合う控除があらかじめ決められています

それでも不公平感が解消しないという一部意見もあって、実はコレまでも「特定支出控除」制度というのは存在していました。

具体的には不公平だという批判をかわすために作ったような制度です。

実際は「給与所得控除」を超えた金額、例えば年収800万円のサラリーマンなら、必要経費として201万円使って初めて1万円の控除が認められるというような信じられないものだったそうです。

おまけにその控除対象は引っ越し費用や研修費など日常的でない特別な用途に限られていたため実際この制度を利用するサラリーマンは年間10人にも満たなかったそうです。

平成25年から(申告は26年から)の新しい制度では、年収800万円の場合必要経費として100万円を超えると所得控除が認められるという条件に変更されました。

❒年収800万円✕10%+120万円=所得控除(200万円✕1/2)=100万円

実際120万円を図書費・衣服費・交通費・交際費・研修費などに使った場合は、100万円を超える残りの20万円の控除が受けられるということです。以前よりはチョット使えるようになりました。

ただし図書費+衣服費+交際費の3つの合計金額の上限は65万円までと決められています。

ゴルフレッスン 経費

そして内容も使いやすくなったようです。図書費としては、仕事に関する情報収集ということで書籍、新聞、雑誌もOKだそうです。

衣服費としてスーツ、シャツ、ネクタイや仕事で着用する規定の服装ならポロシャツも対象になります。

交通費は以前からもそうですが、通勤定期、仕事上の転任に伴う転居の引っ越し費用、単身赴任の帰郷費用などがあります。通勤利用のクルマのガソリン代とか修理代等も通勤費として計上できるようになっています。

交際費も使えるようになりました。「得意先や仕入れ先に対する接待、贈答などの支出=交際費」という国税庁の定義を考慮すると得意先と一緒に行った飲食店やゴルフも認められる事になります。

仕事上の研修のための費用としては、英会話スクールへ通ったり仕事に関連するセミナーに参加したり、資格取得のための支出として弁護士・公認会計士・税理士等も、受講料だけではなく交通費も含めて「特定支出控除」に含めることが可能となっています。

ゴルフレッスン 経費

 

なかなかサラリーマンも個人事業主ほどではありませんが、何もしないよりは確定申告する方がメリットがあるのかも知れません。

なので、あれはダメだろうとかコレはダメかも知れないと勝手に考える前に、とにかく自分の名前で領収書を都度集めておいて確定申告をする目的で整理しましょう。

そして、確定申告する上での最後の難関は会社に使った経費の報告をして証明書に承認のはんこをもらうことです。

税務署としては会社のはんこがある書類が申告の前提になるので、必ず会社のはんこをもらいましょう。

こんな用途でこれくらいの経費と使いましたと会社に報告をしても、会社がお金を払ってくれるえワケではありません。

サラリーマンとして必要経費が認められる事なので確定申告をするためという理由なら認めてくれるのでは無いでしょうか。いかがでしょうかぁ??

❒サラリーマンも必ず確定申告を絶対した方がイイ場合

1)家族分も含めて医療費を年間10万円以上使った時

(2)住宅ローンで家を買った時

(3)寄付をした時 (ふるさと納税も・・)

(4)副収入があって必要経費を引いた所得が20万円を超えた時

(特にコレは、税務署から会社に所得、副収入があったことがわかる支払調書が送られてきます。社内規定などで副業が認められていない場合は特に、確定申告書「住民税に関する事項」欄の「自分で納付する」にチェックをいれて、住民税の納付書を自宅に送付するようにしましょう。そうすることで会社に情報が伝わらず、副業がバレないということだそうです。)

まあいろいろとあります。こんな作業が面倒と言ってしまえばそれまでですが、実際わたしらもサラリーマン時代年間にして、どれくらいのいわゆる必要経費を使っていたのか計算したこともありませんでした。

サラリーマンの「特定支出控除」、実際は自分の年収との対比になりますが現役世代の皆様、一度領収書集めて見てはいかがでしょうかぁ??

■まとめです・・

こんなブログを暇に任せて書いているわたしらは、38年近くの長い間サラリーマン生活をしていたためか、税金の事は余り関心が無く正直ほぼ会社任せでした。

毎月のお給料から天引きされる、所得税、住民税など当然のように引かれて残りの実質手取りでコツコツ生活してきました。

全国のサラリーマンの皆様も多かれ少なかれこんな感じかと思います。

自分の仕事や家族や身の回り意外にもっといろんな世界に目を向けて真剣に興味ももって勉強すれば、もっと違った人生もあったのかも知れません。

ひとつの仕事にのめり込んでやればやるほど、それはそれでメッチャおもしろい人生もたくさん体験デキルのですが、そもそも右も左も上も下もとすべてを体験するのは一生かかっても無理かもしれませんね。

まあ、その時々にいろんな事がアリマスが、そんないろいろなことに柔軟に対応デキルそんなココロとアタマだけはいつまでも維持したいと思っています。

ゴルフと経費、税金のお話もそんな中のひとつとして、ここでしっかり勉強して上手く年金生活を乗り切っていこうと思います。

現役サラリーマンの皆様もしっかり勉強すれば上手くやれる方法がありそうです。一度徹底調査してみてはいかがでしょうかぁ??

松山英樹スケジュール試合予定確認表2024【04/15更新】最新版

2024.04.15

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そんなこんな言いながらコレからも松山英樹、まずはPGAツアー賞金王になるまで応援するでぇ~。乞うご期待。